親族として参列する結婚式、服装選びに悩んでいませんか?
私たちは日々、たくさんの方のフォーマルな装いを接客する立場にありますが、この親族の結婚式の服装に悩む方がとても多いです。
先方のご両親やご親族との顔合わせの場ともなる結婚式。また、親族は新郎新婦と共に、温かくゲストをお迎えするという立場でもあり、いろいろと悩んでしまうようです。今回は失敗しない親族の結婚式の服装選びのコツをお届けしたいと思います。
(株)プリカは「大切な日。着る人に輝きをー。」をコンセプトに、2011年のサイトオープン以後、約5万人超のご利用実績と6000件以上の商品レビューを誇るサイトに成長。日々、お客様のご要望に向き合い、お客様にぴったりな1着をコーディネートするスタッフが、フォーマルシーンの確かな知識と経験を携え、大切な日のマナーや着こなし術をご紹介します。
目次
親族の結婚式のマナーとは? 服装選びのポイント
結婚式の親族の服装といえば、従来は黒留袖、色留袖といった着物が一般的でした。しかし最近では、母親以外の親族の服装は洋装が主流になってきています。洋装を選ぶならどんな服装?色は何色?羽織はいる?アクセサリーはどんなものを?そんなよくある質問にお答えしていきたいと思います。
洋装なら、どんな服装?
新郎新婦の親族として参列するときは、ゲストをお迎えする服装、つまりフォーマル感を重視することが大切です。既婚者から未婚者まで、共通で言えることは「肌の露出を控える」こと。肩を出さないための羽織を着用し、ワンピース丈も長め(膝下丈からくるぶし丈)がおすすめです。
色は何色の服装にすべき?
親族の結婚式にふさわしいカラーはネイビー・ブラックの濃色系です。新郎新婦の母親が黒の留袖やブラックドレスの場合が多いので、一つ格を下げる意味もあり、ネイビーを選ばれる方が多いです。独身女性や濃色を避けたい方は、ベージュやグレー系のドレスがおすすめ。肌なじみが良く、品よくまとまるカラーです。
羽織りはあったほうがよい?
手持ちのドレスがノースリーブの場合、羽織はマナーの上で必須となります。親族として参列する20代までの方はボレロやショール、30代以上の親族の方には、きちんと見えするジャケットがおすすめです。
ジャケットの種類は、合わせを選ばないシンプルなデザインがおすすめです。
アクセサリーはどんなものを?
国内で丁寧に作られたパールネックレス。チェーンネックレスにもなる使いまわしの良さが人気。
先述のように、親族の服装はやや暗めの服装になります。そこでとても重要になってくるのが、ネックレス、バッグ、ブローチなどのアクセサリーです。色使いなどで華やかにするのではなく、パールやビーズ、ラインストーンなど上品で清楚な雰囲気でまとめるようにして下さい。
小ぶりなブローチでも、品の良いパール使いなら胸元に添えるだけで断然雰囲気が変わります。
「姉妹」「叔母」「いとこ」の服装マナーは?
親族といっても年代によって、その立場は違うことでしょう。40代から50代に多い新郎新婦の「叔母」としての立場、20代から30代に多い「姉妹」「いとこ」としての立場、それぞれの服装のポイントをご紹介します。
40代・50代女性 親族の服装
「叔母」として参列する場合の服装
40代から50代の女性が親族として結婚式に参列する場合、その立場は新郎新婦の叔母としてに立場が多いことでしょう。20代、30代とは違う上品さと品のある装いが求められます。結婚式にふさわしいセレモニースーツが最も一般的といえるでしょう。
親族の服装の注意点として、新郎新婦の母親より格上の服装にならないことがあります。特に両親が洋装の中、親族が和装(格上)とならないよう注意が必要です。その点においても、洋装のセレモニースーツはこの年代の親族の服装として最適に思います。
叔母という立場にふさわしいネイビーのセレモニースーツ。
20代・30代女性 親族の服装
「姉妹」として参列する場合の服装
20代・30代の女性に多いのが、新郎新婦の姉妹として参列するケース。年齢からすると、友人のゲストたちと変わらない華やかな装いにも憧れるところですが、やはり主催者側としてフォーマルな装いがベターです。カラーは「ネイビー」「ブラウン」「ブラック」といったダーク系、くすみカラーがおすすめ。地味になりすぎないよう羽織やバッグ、靴などで華やかさを出すとよいでしょう。
また、洋装・和装どちらの場合も、髪はアップスタイルがフォーマルシーンに適しています。
着るだけで美ラインが叶う人気のネイビードレス。
「いとこ」として参列する場合の服装
20代30代の女性が親族として結婚式に参列するもう一つの立場が、「いとこ」。同じく新郎新婦と年齢も近く、友人に近いイメージとなります。「姉妹」や「叔母」ほどかしこまりすぎる必要はありませんが、席次は親族席に座ることが多いでしょう。親族に準じた服装を心がけてください。
特にカラーの制限はありませんが、肌の露出を控えたドレスを選びましょう。
グレー系の清楚なパーティードレス。
上品な従姉妹(いとこ)を演じられる1着。
親族の結婚式のドレス|人気ランキング【2024年度版】
親族の結婚式に人気のドレス(ワンピース)をランキングでご紹介します。服装選びの参考にしてください。
第1位 タックフレア美ラインワンピース
上質なジョーゼット素材を国内で丁寧に縫い上げた逸品。
セットアップの同素材ジャケットあり(別売)。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
第2位 上品レースのクラシカルドレス
シンプルで上品なレースを使用したクラシカルなドレス。
ジャケットとの相性も良く、さまざまなシーンに着まわせる。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
第3位 シフォンスリーブワンピース
1枚でさまざまなシーンに活躍する7分袖ワンピース。
体のラインを細く見せるシルエットが特長。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
第4位 ローズベージュの美ラインワンピース
ローズベージュのカラーがおしゃれなワンピース。
■立場:姉妹、叔母、義姉妹として
親族の結婚式のセレモニースーツ|人気ランキング【2024年度版】
新郎新婦の親族として、よりきちんと感を出したい方におすすめなのが「セレモニースーツ」。着まわしのよい定番デザインを選んで、結婚式はもちろん、お子様のセレモニーやちょっとしたシーンに着まわせるスタイルが人気となっています。
第1位 上品レースのワンピーススーツ
レビュー数300件超のロングセラー。
どんなシーンにも対応できる安心、信頼の逸品。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
お客様のレビュー
ワンピースのリボンの位置がいいアクセントで、足が長く見えてワンピース全体にきちんと感があります。清楚な感じの雰囲気が親族の結婚式でしっかりと馴染んでおり、この商品にしてよかったです!結婚式だけでなくこれからフォーマルな場面でも着れそうなので大切に着たいです。
第2位 タックフレア美ラインワンピーススーツ
ロング丈やレース袖など、お客様の声をから生まれた一着。
広い年代に選ばれ、長く愛用できる逸品。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
購入者レビュー
甥の結婚式のために購入しました。年齢とともにぽっちゃりしてきてしまったので、楽に着られるワンピース&結婚式で着ても大丈夫なデザインということで探していました。このスーツはその条件にぴったりでした。
第3位 ソフトフレアワンピーススーツ
すべての「きちんとシーン」をカバーする1着。
親族の結婚式はもちろん、さまざまなシーンに着回せる。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
お客様のレビュー
じつは他社のスーツと迷いましたが、実物はこちらのほうがはるかに良いものでした。やはり現物を見てみないとわかりませんね。6月にある甥の結婚式にも着る予定です。意外と細身だったので、頑張って体型キープします!
第4位 チュールレースのワンピーススーツ
憧れのチュールレースのワンピーススーツ。
1枚で着ると華やかに、スーツで着ると上品アンサンブルに。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉として
お客様のレビュー
11月の結婚式と来年の卒業式に使うために購入しました。丈が長めで膝が隠れるので落ち着いていて上品な感じです。ただ色は少し暗めなのでアクセサリーで着飾ります。
第5位 刺繍チュールのワンピーススーツ
刺繍レースがおしゃれなワンピーススーツ。
手の込んだ刺繍レースのワンピースは単体でも人気♪
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
親族の結婚式にパンツスーツはあり?
親族の結婚式の服装をお探しの方に、「パンツスーツは着ても大丈夫でしょうか?」というお問い合わせもよくあります。答えは、条件付きで「あり」です。パンツスーツ自体はマナー違反ではありませんが、スーツ選びにはいくつか注意が必要です。
ジャケットを合わせる
親族の結婚式の場合はパンツドレスではなく、ジャケットを羽織ることをおすすめします。ジャケットをプラスするとフォーマル度がアップし、親族としてふさわしい装いになります。
ウエストリボンがおしゃれなワイドパンツスーツ。
シンプルで着回し力も抜群。
フォーマル感のある素材を選ぶ
とにかく普段履きのパンツスタイルには見えないことが大切です。綿や麻素材のパンツは避けたほうが無難です。レース素材やシフォン素材など、部分的にでもフォーマル感のある素材を使用したスーツを選びましょう。
また、メンズライクなテーラードスーツなどはビジネススーツやリクルートスーツといったお仕事服に見えるので、ノーカラーやショールカラーなど、女性らしいデザインのジャケットがおすすめです。
色はダーク系を選ぶ
親族の結婚式にふさわしいカラーは、やはりネイビーかブラック。明るい色のパンツスタイルは、カジュアルっぽく見えるのでダーク系を選ぶようにしてください。またブラックを選んだ場合、全身黒にならないよう、ジャケットは明るめカラーを合わせましょう。
ブラックのワイドパンツにベージュのジャケットを合わせたセットアップ。
親族としてのマナーを踏まえた服装を
新郎新婦の親族として参列する結婚式。親族として失敗しない服装選びのポイントを今一度チェックしておきましょう。
- フォーマル感重視、露出は控える。
- カラーはダーク系、明るめならグレー・ベージュ。
- 50代以降はセレモニースーツがおすすめ。
- アクセサリーで華やかさをプラス。
一口に親族といっても、立場や年齢からくる服装の違いがあります。20代、30代ではそれほど堅苦しく考えず、適度に落ち着いたドレスでよいと思います。40代、50代以降となると、濃色のセレモニースーツなど親族側としての装いをおすすめします。新郎新婦と共に、是非素敵なひと時となりますように。
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