結婚式のお呼ばれ服―。どんなドレスを着たらよいか悩んでいませんか?普段着る機会の少ない服装だからこそ、意外と悩んでしまいますよね。ネットで調べれば様々な服装マナーに悩まされ、百貨店や専門店を覗くと「いかにも」というドレスが多く、なかなかピンと来ない。そんな相談をよくお受けします。そこで今回は、結婚式のドレスを選ぶ際に是非知っておきたい3つのことをご紹介します。
- まずは最低限の「結婚式服装マナー」を押さえる!
- これからのドレスは「着回し力」がポイント!
- 人気3大カラーに見る、失敗しない「色選び」とは!?
結婚式のお呼ばれ服は、誰にとってもそう多くは必要ないものですよね。以上3つの選択の手順を参考に、あなたにとっての最適な1着を見つけましょう。
1.まずは最低限の「結婚式服装マナー」を押さえる!
ドレスを選ぶ際に、何よりまず押さえておきたい基本、それが結婚式の服装マナー。でもネットで検索すると、とても多くの服装マナーがあり、一体どこまでが実際に守るべきマナーなのか迷ってしまいますよね。最近の結婚式はそのスタイル自体が多様化しており、あまり堅苦しくない形式が多くなってきています。最低限のマナーさえ押さえていれば、もっと自由にそして気楽にドレスを選べるはずです。その最低限守るべき服装マナーとは、ズバリ次の3つとなります。
1-1.全身「白」のドレスはNG
結婚式で「白」は新婦が身につける色ですので、全身「白」はやはりタブーです。ただ、まるで新婦のウエディングドレスのような着こなしはNGですが、ベージュ系ドレスや白っぽい羽織りなどは全く問題ないのでご心配なく。
明るめベージュのドレスは大丈夫ですか?という質問をよく聞きます。ほぼ真っ白というドレスでない限り、全く問題はありません。それでも気になるという方は、濃色の羽織りや小物を合わせるとよいでしょう。また明るめベージュの羽織りを合わせたい場合も同様で、濃色系のドレスと組み合わせるのがコツです。つまり全身が白っぽくならないようなコーディネートを心がけるとよいでしょう。
全身「白」のコーディネートは避ける!
明るめベージュのドレスや濃色ドレスに華を添えるオフ色の羽織りなど、結婚式の着用に全く問題はありません。新婦さんのような全身「白」にならないよう、羽織りや小物で色のバランスを。また、「喪」をイメージさせほどの全身「黒」も避けたほうがよいでしょう。
1-2.過度な露出ドレスはNG
結婚式や昼の披露宴では、過度な肌の露出は避けたほうがよいでしょう。具体的には、「肩出し」と「ひざ上丈」のドレスの着用です。ノースリーブドレスにはボレロなどの羽織りものを着用し、ミニ丈ドレスは避けて最低でもひざ丈くらいのドレスを選ぶようにしましょう。ただし、カジュアルな披露宴や二次会、夜の披露宴ではこの制限はありません。
また、ドレスの着丈についての補足となりますが、最近ネット通販でドレスを買われる方も多くなっていると思います。同じ着丈のドレスでも、身長差による着用感の違いは思いのほかあるものです。ネット上のモデルさんの身長とあなたの身長をよく考慮して選ぶようにしましょう。
同じドレスでも「着用感」の違いに注意!
上図のドレスは着丈98㎝という比較的長めのドレスですが、それぞれの身長による「着用感」の違いは思ったより大きいことがわかります。試着のできないネット通販では特に、着用モデルの身長と自分の身長をよく考慮したうえで購入することが大切です。
1-3.素足はNG
結婚式の形式、場所、また着ていくドレスの種類を問わず、当日は必ずストッキングを着用しましょう。さらに結婚式、昼の披露宴に出席する場合は、黒タイツ、カラータイツ、格子の大きい網タイツは避け、ベージュ系のナチュラルストッキングの選択が正解です。ただし上の露出度と同様、カジュアルな披露宴や二次会、夜の披露宴ならば、ストッキングの種類もドレスなどに合わせて自由に選択してよいでしょう。
2.これからのドレスは「着回し力」がポイント!
結婚式のドレス選びで大切な2つ目のポイントは、「着まわし力」。「たった1回きりになりそうで、何かもったいない気が・・・。」と思ったことはありませんか?1回のお呼ばれ服で終わらない、他シーンにも「使える」ドレスの選択を考えましょう。その際に重要になるのが、着回しシーンの想定で、大きく2つのシーンに分かれます。その1つめは、お子様の行事などセレモニー系を広くカバーする「セレモニー全般型」、もう一つはディナーやちょっとしたお出かけ服など、生活全般に着回す「普段使い全般型」です。あなたの着回しシーンはどちらに該当するでしょうか?近い将来の予定を是非考えてみてください。
2-1.セレモニー全般で着回す「セレモニー全般型」
お宮参り、入卒園式、七五三など、小さなお子様がいらっしゃる方は今後セレモニーは尽きません。もちろんその都度、服装を新調してもいられませんので、お呼ばれ服を選ぶ際にこういった行事と兼用できる服装を先回りして選んでおくことです。選ぶコツと着こなしのポイントは、ドレス単品で着た時にしっかりと華のあるデザインを選ぶことと、それぞれ着回すシーンで羽織りものやバッグなどの小物類の色を変えることです。
単品で着ても華のあるデザインをチョイスする
ドレスは1着で着ても華のあるデザインを選ぶのがポイント。主張のあるドレスのジャケットには、シンプルなノーカラーが合わせやすい。
コーディネート: ノーカラーツィードジャケット ラメレースのコンビワンピース
小物の色を変えれば印象はガラッと変わる
着回すシーンによって羽織りものやバッグなど小物類のカラーを変えると、印象もガラッと変えることができる。
コーディネート: シャンタンジャケットとオパール素材のワンピーススーツ
2-2.ちょっとした普段使いで着回す「普段使い全般型」
子供のセレモニーの心配はないし、結婚式の服装自体もあまり堅苦しくないデザインを選びたいという方は、普段ちょっとしたディナーやお食事会などに着回せる「ちょっとだけきちんと服」のチョイスがおすすめ。その中でも意外と使えるのが、上品柄のワンピ―ス。適度なきちんと感を保ちつつ堅すぎない雰囲気を演出でき、羽織りものを上手に利用することでオンとオフの着こなし幅が広がります。
さりげない同系色コンビドレス+メリハリある羽織りもの
上下同系色のさりげない柄物コンビドレスは、1枚でも上品なコーデが完成。お呼ばれシーンにはちょっと明るめカラーの羽織りをプラス。
コーディネート: ショールカラーボレロ ジャガード柄コンビワンピース
上品サテンドットのワンピース+微光沢ラメボレロ
いろいろなシーンに活躍してくれそうなシンプル柄のワンピース。お呼ばれシーンの羽織りには、ラメボレロなどちょっと華やかに。
コーディネート: 格子柄のラメボレロ 織り柄ドットのサテンワンピース
秋冬シーズンのお呼ばれには!
印象的な柄のコンビドレス+落ち着き感アップのノーカラー無地ジャケット
目を引く華やかな柄をバランスよく魅せるコンビワンピース。同色のベロアジャケットを羽織れば、全体がグッと落ち着き感ある着こなしに。
コーディネート: ノーカラーベロアジャケット ベロアのコンビワンピース
3.人気3大カラーに見る失敗しない「色選び」とは!?
最後はやはりドレス選びでは最も重要な1つとなる「色選び」。最近の人気カラーの特長と着こなしのポイント、さらには実際にそのカラードレスを選んだ方の生の声をご紹介します。
3-1.上品さと落ち着き感、幅広い年代から人気の「ネイビー」
上品な落ち着き感で年齢を問わず人気のネイビー。様々な立場やシーンにも対応できるカラーで、今や人気ナンバーワンといえるでしょう。
着痩せ効果のあるネイビーを洗練デザインでさらにスタイリッシュに
コーディネート: 格子柄のラメボレロ ストライプ柄のスタイルアップドレス
<購入者の生の声>
職場の先輩の結婚式のためネイビー9号を購入しました。身長160㎝。普段は9号、場合によっては下だけ11号です。すとんとしたデザインではお腹が気になる体型ですが、こちらは本当にスタイルを良く見せてくれるドレスです。丈も膝が隠れる長さで上品です。ネイビーはほかの色に比べて地味に見えるかもしれませんが、シンプルな分、アレンジがしやすいと思います。当日はベージュのサテンボレロを合わせて出席し、周囲の方に上品で良いとほめていただきました。また、デザインのおかげで食事後に窮屈になったり見た目が悪くなったりもせずにとても良かったです。(すずさん/30代女性)
40代になり、久しぶりの結婚式。膝が隠れる丈が絶対条件でした。黒ではなく、上品なデザインのワンピースを探していてこの商品に巡り会えました。結婚式でも、とても好評でどこで買ったの?と聞かれましたよ。少しかしこまった席にも、カーディガン等を羽織ってたくさん着たいと思います。(きぃちゃんさん/40代女性)
3-2.明るさの中にもきちんと感を表現できる「ベージュ」
きちんと感は保ちつつ、明るめカラーをという方におすすめのベージュ。羽織りものや小物類との色合わせもしやすく、全体を優しい雰囲気にしてくれます。
おめでたい雰囲気を優しい明るさで表現できる明るめベージュ
コーディネート: ラメレースのコンビワンピース
<購入者の生の声>
ウェディングパーティーやピアノ発表会で着用するために購入。158cm54kgですが、9号だととてもピッタリで、動作や飲食を考え11号のベージュを☆ 落ち着いた素敵なドレスです!!(さくらさん/30代女性)
165cm、56キロで11号ベージュを購入。友人の披露宴でゆったり着れて食事も完食、お酒も飲めました。参列者の友人からの評判も良かったです。年齢に合うドレスを色々探し回りましたが、中々気に入ったものが無く、サイトを探していたところ、こちらのHPを見て、これだ!と思い早速注文しました。(みーさん/40代女性)
3-3.会場を華やかにする大人可愛いカラーの「ピンク」
会場を華やかにそして女性を最も可愛らしく見せる色、ピンク。甘すぎるのはちょっと・・・という方には、トーンを抑えたクラシカルなピンクが人気。
甘さを抑えたクラシカルなピンクが上品な大人感
コーディネート: ドレープスリーブのワンピース
<購入者の生の声>
クラシックピンク9号を購入。色も落ち着いていてアレンジも利きそうなのでこちらにしました。結婚式ではウエストにリボンを巻いて出席する予定です。もう一つのドレスと試着で時間ぎりぎりまで悩みました(笑)両方購入したい位かわいかったです。また利用させて頂きます♪(みいさん/30代女性)
164センチ50キロです。友人の披露宴用にクラシックピンク購入しました。画像よりももう少しくすみ系ピンクかな?9号は少し肩周りがきつかったので11号にしました。生地はとてもやわらかく、肌触りも気持ちいいです。しわも出来にくそうですね。周りの評判も良く、着ていくのが楽しみです。(あおりんごさん/30代女性)
着回し力で選ぶなら、さりげないピンクベージュがおすすめ
コーディネート: ノーカラージャケットと袖付きワンピースのセットスーツ
<購入者の生の声>
友人の結婚式用に購入しました。披露宴会場が老舗料亭なので、上品なスーツを探していました。落ち着いたピンクベージュで周りからも好評。アクセサリーや首周りの巻物で雰囲気が変わると思うので子供の卒園・入学式にも着る予定です。(ミーコ様/年齢非公開)
ピンクベージュの9号サイズを兄の結婚披露宴の為に購入しました。袖のあるフレアーワンピースのデザインに惹かれて選びました。身長174cm体重56キロの少しやせ型です。肩幅が広めなので11号サイズのほうがゆったりとしていましたが、ジャストサイズの9号を選びました。とても落ち着きのあるデザインで、40代でも大人かわいい感じで着用することができました。今後子供の卒園式や入学式でも着用しようと思っています。(やまひろ様/40代女性)
まとめ
最後に、ドレス選びで押さえておきたい3つのコトを今一度確認しておきましょう。
- 最低限の「服装マナー」を押さえる。
- 自分の近い将来を想定し、「着回し力」のある服装を選ぶ。
- 人気色を参考に、シーンにふさわしい「色」を選ぶ。
時には一目ぼれのドレスに巡り合うこともあるでしょう。そんな感性も大切にしつつ、上記の3つのことを参考に選ぶことができたなら、きっと今のあなたにぴったりな1着が見つかることでしょう。身近な方をお祝いする大切なひと時、是非お気に入りの1着を見つけてくださいね。
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