結婚式のお呼ばれにスーツを着ていこうかな、と思う人は意外と多いです。
親族として参列する人、妊婦さんや子育て中のママ、ドレスはちょっと苦手という方。
いろいろな立場や年代の方から選ばれる反面、実際に選ぶとなると意外と悩んでしまうもの。
今回は、結婚式に最適なスーツを選ぶコツをご紹介します。
目次
女性が結婚式にスーツはNG?
まず直面するのが、そもそも結婚式に女性のスーツはOKなのか、という問題。
結論から言うと、条件付きですが、全く問題ありません。フォーマル感のあるセレモニースーツであれば問題なく着用可能です。
条件付きという点、つまり結婚式にNGなスーツをご説明します。
コットン・麻など天然繊維のスーツ
カジュアル感を醸し出す天然繊維(綿混や麻混素材)のスーツは、フォーマルな場にはふさわしくありません。
その後の着回しを考えてカジュアルなものを、という気持ちもわかりますが、結婚式ではNGです。
また、濃色ならわからないのでは?との声もありますが、素材感は意外とわかります。天然繊維のラフなスーツは極力避けるようにしてください。
リクルートスーツ・ビジネススーツ
女性の結婚式スーツとして、ふさわしくないもう1つがリクルートスーツ。
ビジネススーツも同様ですが、明らかに仕事服に見えるスーツは、どんなにきちんと見えしても避けるべきです。
ちなみに、未成年(学生)の学生服、ブレザーはこの限りではありません。
最近人気のパンツスーツはあり?
結婚式にスーツで参列しようと思っている女性の質問で次に多いのが、
「パンツスーツは大丈夫でしょうか?」という問い合わせです。
これも結論を先に言うと、セレモニーの場にふさわしいパンツスーツならOKです。
先述したように、カジュアルに見え、仕事服に見えるパンツスーツは避けましょう。
結婚式のお呼ばれにふさわしい、そして人気のパンツスーツをいくつかご紹介しておきましょう。
部分レース使いがオシャレなパンツスーツ
トップスの胸元や袖に上品なレースを使用し、フォーマル感が漂うパンツスーツ。
結婚式のお呼ばれはもちろん、お子様の学校行事、ちょっとしたお食事会など、さまざまなシーンに着まわせる。
ウエストリボンが上品なワイドパンツスーツ
トレンドに左右されないシンプルなロングジャケットにワイドパンツを合わせた人気のパンツスーツ。
ウエストリボンのモチーフがさりげないオシャレ感を演出し、スタイリッシュなラインを保ちます。
セレモニースーツは着回し力で選ぶ
結婚式で着るセレモニースーツを選ぶとき、最も大切なことは着回し力のあるスーツを選ぶことです。
せっかく買ったスーツ、着たのはその日だけ…、そんな話もよく耳にします。
今回は親族としてスーツで参列するけれど、次はそのドレスに別の羽織りを羽織って友人の結婚式に。
また、今回着たスーツにコサージュを付けて娘の卒園式に、その後の保護者会や食事会にも着まわす…。
このように、1回限りではなく着こなしを変えて着まわせるスーツを選ぶことが大切です。
スーツでもワンピースでも、美ラインで決める!
絶妙な美ラインのロングワンピースに、ノーカラージャケットを合わせたセットアップ。
ジャケット、ワンピースともに飽きのこない シンプルなデザインで、それぞれ単品でも着まわせる。
着まわせる!ツイルツイードのワンピーススーツ
薄手のツイードジャケットが着回し力抜群。ワンピースもシンプルデザインだからこそ、着回しの幅も広がる。
きちんと感!レイヤードカラーのスーツ
レイヤードカラーのジャケットがきちんと感を演出するワンピーススーツ。
着回し力抜群のチュールドレスとショールカラージャケットを合わせたセットアップ。
高級感漂うレースを五分袖でデザインし、着回し力抜群のワンピースが素敵です。
刺繍レースにうっとり!大人女子に人気のスーツ
高級感漂う刺繍レースが素敵なワンピーススーツ。シンプルなデザインながら、上品な装いが叶う。
20代から50代も!結婚式スーツを賢く着こなす
結婚式にドレススタイルではなく、あえてスーツを選ぶ理由はさまざまだと思います。
やはり1着は持っていたいけど、あまり着る頻度が多いとは言えないのがセレモニースーツ。
その1着をさまざまなシーンで着回してこそ最適な1着と呼ぶことができるでしょう。
確かなセレモニースーツを選ぶコツを、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
- 綿や麻素材のカジュアルなスーツは避ける。
- 仕事着イメージのビジネススーツ、リクルートスーツは避ける。
- それぞれ単品でも着回しがきくデザインのスーツを選択する。
大切なシーンを彩る結婚式のセレモニースーツ。
確かな品格と着回しという利便性を兼ね備えた、あなたにとって最適な1着を是非見つけてください。
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