着まわし力で選ぶ時代!50代からの結婚式母親ドレスの画像紹介

June 28, 2024
着まわし力で選ぶ時代!50代からの結婚式母親ドレスの画像紹介

結婚式の母親の服装について、悩むお母さまがとても多いようです。

じつは最近、結婚式の多様化によって「洋装」を検討するお母さまが増えています。
黒の留袖と違って、デザイン、色など選択肢が増えることも悩んでしまう要因かもしれません。また、結婚式の簡素化(フォトウエディング含む)の流れも、お母さまの当日の服装の変化に繋がっていると感じます。

今回は、最近の結婚式においての母親ドレスの選び方について、画像を使ってご紹介していきたいと思います。

【ライタープロフィール】PLIQUABOOK 編集部
「PLIQUABOOK」はパーティードレス・セレモニースーツを企画・販売する(株)プリカが運営するメディアです。
(株)プリカは「大切な日。着る人に輝きをー。」をコンセプトに、2011年のサイトオープン以後、約5万人超のご利用実績と6000件以上の商品レビューを誇るサイトに成長。日々、お客様のご要望に向き合い、お客様にぴったりな1着をコーディネートするスタッフが、フォーマルシーンの確かな知識と経験を携え、大切な日のマナーや着こなし術をご紹介します。

母親の服装|和装か洋装か

最近は洋装が増加傾向

まず最初に悩むのが、和装洋装かという選択です。かつて新郎新婦の母の服装は、ほぼ和装で決まっていました。今現在も6割から7割近くの母親が和装を選ぶと言われています。

ただ一方で、母世代の認識も時代と共に変わりつつあります。「娘と一緒にドレス姿で写真に。」「自分らしい装いを選びたい。」、結婚式の多様化も影響し、そんなお母さまのご要望の変化を日々感じる今日この頃です。

両家で服装を合わせる必要はない

よく聞かれるの質問の1つに、「お相手のお母さまと服装を合わせたほうがよいのでしょうか」というものがあります。結論から言うと、マナーの上で両家で服装(和装・洋装)を合わせる必要はありません。一方のお母さまが和装、もう一方が洋装でも全く問題がないということです。

両家で服装を合わせる必要はない

また、両家または夫婦で服装の格を合わせるとよく言われますが、国内において洋装のドレスコードはあまり厳密ではありません。日本国内ではむしろ、昼夜問わず派手ではなく露出を控えた長め丈のドレスが第一選択といえるでしょう

自身の気持ちを何より大切に

私の母は私が生まれて間もなく、結婚式には鶴の和柄が入った着物を着ると決めていたそうです。当日は1点の曇りもなくイメージ通りの服装で参列し、今でもその日の写真を見るたびに何とも言えない満足げな笑みを浮かべます。

娘や息子の結婚式に、母親として参列する日は一生のうちでそう幾度とない大切な日です。式が行われる場所、お相手のお母さまとの釣り合い、新郎新婦の要望、いろいろと考慮しつつも何より大切にしてほしいのは、お母さまご本人のお気持ちだと思います。

母親の洋装|色、デザインは?

黒、ネイビーが主流

結婚式の母親の服装は黒、ネイビーが主流

結婚式に母親が洋装を着用する際に、特に色の制限、決まりはありません。和装の場合の正礼装は「黒の留袖」となりますので、洋装の場合も「黒」「ネイビー」が選ばれる方が多いようです。ただ、黒を選ばれる場合は全体が暗い印象にならないよう、アクセサリーやブローチなどで華やかさをプラスするとよいでしょう。

母親の服装はネイビー、ブラックが多いので、アクセサリーで華やかさをプラス。華やかさを上品にプラスするブローチ(日本製)

袖付き、ロング丈が基本

マザードレスの基本は、「腕の露出を控えたロング丈ドレス」。

マザードレスの基本は、「腕の露出を控えたロング丈ドレス」ノースリーブドレスの場合は羽織りが必須となります。また、ドレス丈は長めがおすすめですが、必ずしもフロアレングス丈(床に届くほどの丈)である必要はありません。

格式の高さで言えば最高峰といえる英国ロイヤルファミリ―の結婚式においても、母親であるエリザベス女王もマーガレット王女もフロアレングス丈のドレスを着用していません(さらに格式の高い即位式などにはフロアレングス丈のドレス着用の場合もあり)。

その後も着まわせる1着を

50代のマザードレスは、親族の結婚式や会社関係の結婚式に着まわせる1着を。

私たちは日頃、結婚式のお母さまの洋装選びをお手伝いさせていただいています。その時にもったいないと思うのが、せっかくお似合いで素敵なドレスを選ばれたのに、その日1回きりで着用しなくなってしまうこと。是非、次のお呼ばれやパーティーの機会に着ていただきたいと思うのです。

40代、50代以降の女性で多いお呼ばれの機会は、姪・甥の結婚式会社関係の結婚式ご子息・ご息女の結婚式です。

どのシーンでも派手さではなく、上品さと気品さが求められます。だからこそ母親のドレス選びの際に、その後も着まわせる最適な1着を選ぶことをお勧めします。ドレスの丈が膝下10cm~20cmくらいのネイビー、ブラックのドレスを1着持っておけば、どんな急なお呼ばれにも安心です。

母親の洋装|着まわせる1着の選び方

膝下10cm~20cmの着丈で

日本のドレスコードは西洋のそれとは違い、日中と夜のドレスコードの差はなく、肌の露出を控えるということが最も重要となります。

先述のとおり、ドレス1枚ならば7分袖~長袖を、ノースリーブならば必ず羽織を着用します。ドレスの着丈は必ず膝が隠れる長さとし、できれば膝下10cm~20cm程度が最適でしょう。フロアレングス(くるぶしが隠れる)丈は他のシーンに着まわしにくいデメリットがあります。

着まわせるシーンを想定

甥・姪の結婚式

甥や姪の結婚式はネイビーのドレスで決める。

40代から50代のお呼ばれで一番多いのが「親族」の結婚式。甥や姪が適齢期となり、叔母として参列する結婚式となります。新郎新婦の親族は、ゲストではなくホスト側と見なされ、上品で落ち着きのある服装が求められます。そういった意味でも、上品なマザードレスを着まわす選択肢は大変有効です。

会社関係の結婚式

マザードレスは会社の結婚式にも着まわせる!

40代から50代のお呼ばれで次に多いのが「会社関係」の結婚式。年齢的にも先輩としての立場で参列する方が多くなるかと思います。親族の結婚式とは違い、この場合はゲストという立場となります。ラメカーディガンなどで明るさ、軽さを出し、お祝いムードを表現するとよいでしょう。

ドレスはシンプル、小物で華やかに

結婚式の母親ドレスのコーデのコツは、ドレスはシンプル、小物で華やかに。シンプルながら美しい輝きを放つネックレス&イヤリング(日本製・別売)

着まわし上手なお母さまは、ドレスをなるべくシンプルなデザインにすることが多いです。部分使いでレースを使用したり、ベルトデザインでウエストマークしたりと、さりげないアクセント程度に抑えるのがポイント。華やかさはネックレスやイヤリング、ブローチなどでプラスするとよいでしょう。

まとめ

マザードレスもサスティナブルに

昨今は使い捨て文化を抑制し、持続可能な消費を促す時代と言われています。結婚式もアフターコロナからだいぶ形態が変わり、本当に自分らしい結婚式を選択する時代になったと言えます。

お子様の結婚式は何よりも大切な思い出となる1シーンです。だからこそ、その日に着た1着が、その後も大切な思い出を刻む1着であってほしいと願います。あなたが素敵に輝く着まわせる1着を…。

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